2012年09月27日

二葉一成(小篆風)印影

futaba_issei18.jpg
二葉一成(小篆風)15mm。

第60回大印展「認・実印の部」出品作の実印のほうです。
直前に出品を決めたので、印面構成については凝ったことは考えず、自分としては普通にやったつもりです。
しかし、下部を大きく書くかどうかは好みの分かれてしまう課題なので、それ以外のところで失点しないよう丁寧に彫ることを心がけました。
(例えば「葉」の真ん中の縦画、ちゃんと「世」と「木」で別画に見えるようにとか・・・画像ではほとんど分からないですね)

あと、小篆らしく見えるようにはいつも心がけていますが、印篆的な四角い字形で目一杯大きく書いたほうがほうが評価されるかもしません。
四角い印篆的な字形なのに、筆っぽい強弱があるのは、何か見ていて違和感があるのですが、高評価される傾向にあるようです。
もっと言えば篆書はあまり強弱をつけない書体のはずですが、強弱をつけないと評価されない感じがします。

もう一つついでに言うと、字って枠の中にちゃんと収めないといけないんじゃないでしょうか。
この作品も自分としては減点されてもおかしくないくらい大きく書いているつもりですが、もっとはみ出しているものが高評価されていたりします。
明らかにはみ出しているものが減点されていないのはナゾです。


posted by 上野雄一 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月26日

二葉一成(小篆風)完成

futaba_issei17.jpg
一旦完成ですが、押しては直すを繰り返します。
posted by 上野雄一 at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

2012年09月21日

二葉一成(小篆風)墨打ち

二葉一成(小篆風)粗彫り終了
墨を打ち直した状態です。
posted by 上野雄一 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月20日

二葉一成(小篆風)粗彫り終了

二葉一成(小篆風)粗彫り終了
審査員の先生でブログをされている方がいて、印材の汚れや粗彫りも採点に入ってると書かれていたので、丁寧に彫りました。
篆書以外はよろしくないとも書かれていたので、 篆書以外は出品しないほうがよさそうです。
こうして審査基準を公開してくださるのは、一人で作品作りをしている者からすると大変助かります。

それから、出品作品をネットで公開している方が他にもいて、みんな「葉」の字、組合の字典の字使ってますね。
(「世」の左右の縦画が上に出ている。私は出さないで書きました。)
私の持っている字典ではこの字がなかったので、回避したのですが、過去の金賞受賞者と主催者に指導を受けている方もこの字を使っているので、誤字ではないようですね。
減点されることはないと思うのですが、一人でやってるとこのへんは本当に分からないんですよね・・・
posted by 上野雄一 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月19日

二葉一成(小篆風)粗彫り

futaba_issei13.jpg
粗彫りも丁寧に。
posted by 上野雄一 at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月18日

二葉一成(小篆風)字入れ終了

二葉一成(小篆風)字入れ終了
こんな感じで「葉」と「成」を大きく書きました。
「葉」と「成」は小篆らしい足長の字形なので、
綺麗に見せるためには、大きく書いたほうが
有効だと判断しました。

どのくらいの大きさで配分するかですが、
私は「葉」のクサカンムリを除いた部分の一番上の横画と、
「成」の横画を真ん中にしました。
それにより文字間よりも中心線を意識させ、
安定感が出ることと、全体のバランスの中で「葉」と「成」が大きく見えすぎないようにすることを狙っています。

それから画数が少ないことで出来る上部の空間は、
下部に空間を作ることで、バランスを取っています。
posted by 上野雄一 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月15日

二葉一成(小篆風)字入れ

大印展に出品しました。
今年は引越し移転作業があったので、
流石に出品するのは難しいだろうと思っていたのですが、
9月に入って落ち着いてきたので、
「認・実印の部」だけ出品することにしました。

今年の課題は「二葉一成」と「鈴代」。
「二葉一成」さんは篆刻家としても高名なはんこ屋さん。
惜しくも今年亡くなられたそうです。

二葉一成さんの印影は一つしか見たことがありませんが、印象に残っています。
大印展の図録に載っていたものですが、素晴らしかったですね。
正直、自分も含めて見るべき作品なんてほとんどないのですが、数少ないそういう作品でした。
ご冥福をお祈りいたします。

さて課題としての「二葉一成」ですが、
出品された方は課題を見て、
みんなため息をついたことでしょう。
「二」と「一」が上に来るので、
普通に四等分しただけでは、上に空間が空きすぎてしまいます。

はっきり言ってどうしようもないので、
思い切って「葉」と「成」を大きく書くか、
空間を気にせずに書くか、
その間のどの辺りで落ち着けるか、
考え方の分かれるところでしょう。
あと「弌」「弐」を使う方法もありますが、
自分が審査員なら「一」「二」でどうするか見てみたいので、パス。

二葉一成(小篆風)字入れ

結局私は「葉」の画数が多いので、
寸詰まりに成らないよう「葉」と「成」を大きく書く方法を選びました。
どっちがいいとは言えないので、
この字割り自体で減点されることはないだろうとは思うのですが・・・

もう一つ悩まされたのが、篆書の字の選択です。
これが不適切と判断されると、はなから省かれてしまうので、一番恐ろしいところです。
しかし、「葉」の字、説文解字の字と組合の字典で字が違う!
自分の持っている字典では組合の字典の字を見つけることが出来なかったので、説文解字の字を選びましたが、どうなんでしょうか。
組合の字典が間違っているのか、あえて説文解字と違えているのか・・・
posted by 上野雄一 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 二葉一成(小篆風) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。