2013年05月25日

甲信越(篆刻)試作4

koushinetsu15.jpg
甲信越(篆刻)15mm。

甲骨文字風・・・

甲骨文字というのは、
亀の甲羅や獣骨にほられた
篆書よりもずっと前の、
漢字の起源ともいうべき文字です。

えー、風というのは、自信がないからです。苦笑

当初の目的としてガリガリとやっただけのものを作りたかったのですが、
それならガリガリとやっただけの甲骨文字みたいなほうがいいと思ったのです。

ただ、技術的、造形的には、独学で多少まねすることが出来ても、
文字学として正しい字かどうかの判断は独学では難しい・・・
字例のない(少ない)文字も多いですし。

例えば「甲」の字。
甲骨文字の字典を見ると、
kou.jpg
右の字書には、2つの系統の字がある。
1つは今回使った十字型。
もう1つは四角の中に十字を書いた字形。
(「田」の口と十が離れている字形)
しかし、もう1つに字書には十字しか載っていない。
私には判断できず、とりあえず十字型を使いました。

ただ、では10も「十」じゃないかと思うのですが、
甲骨文字で「十」は「|」これだけみたいです。
juu.jpg
しかし、
nana.jpg
「七」の甲骨文字も十字なんですよね。
何か違いがあるのでしょうか。

篆刻や書の先生につけば、
この辺は見解を求めることが出来るかもしれません。
独学のつらいところです。

漢字学としては白川静が有名だけど、
それだって異論があるみたいだし、
実際は分からないところも多いんだと思いますが、
それを私みたいな素人は判断できないですよね。


posted by 上野雄一 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越(篆刻) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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