2010年02月11日

弘行(印篆)字入れ終了





過去に彫ったものより、かなりラフな字入れですが、輪郭だけ頭に入っていれば、これでも問題なく彫れます。印稿書きの通りに彫ろうとすると、ここできっちり書かなくてはいけないので、かなりの時間と労力を要します。



今は下書きを確認するサービスが当たり前です。これが機械を使った彫刻だと全く下書きと同じものが彫れるので、なんの手間もかかりません。機械が普及したからこそのサービスとも言えると思います。

しかし、本来手彫りは線が曲がったりするもので、それを彫り進める中でバランスをとっていき、唯一無二のものになるものです。手彫りで、印影の下書きと同じに彫ろうと思うと、小さい印材に、逆さ文字で下書きと同じに書かなくてはなりません。これは、かなりの難易度で、下書きなしで彫るのとは、全く時間と労力が違います。



このことが手彫り印鑑の値段をかなり押し上げているのですが、もしかしたら印影の下書き確認のないお求めやすいコースを設けたほうが、お客様にとっても私にとってもいいのではないかと思ったりもします。


posted by 上野雄一 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 弘行(印篆) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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