
島耕作、15mm丸、行書古印体。
行書は、少し流すように書いた書体です。
古印体は、古い印鑑のような雰囲気を表現した書体です。
ふつう古印体は、隷書をもとにして書くことが多いですが、
それを行書で書きました。
この書体を選んだのは、姓と名が1字と2字、というのが大きいです。
隷書はもともと扁平ぎみの書体ですので、縦長には使わない方が無難です。
古印体は、必ずしもその限りではありませんが、
「耕作」がわりと画数が多いので、「島」が間延びしそうな感じがします。
そのような場合、行書古印体、草書古印体は、有効なことが多いです。
姓名が1字と2字の場合、もちろん篆書系の書体は無難ですが、
この書体も面白いと思います。